こんにちは!トラベルライターのYURIEです。
2017年から中国に引っ越し、先月次の赴任先に移動する準備のため帰国。
昨年11月に帰国した知人の話と比べるとかなり水際対策が変化していたので
今後帰国予定や一時帰国予定のある方の参考になればと思いレポートを作りました。
5月末に中国から日本に帰国した際の体験談ですので、随時変更が加わる可能性があります。
中国版の隔離レポートはこちら↓
Contents
帰国前PCR検査(中国で受ける)
深センの場合ですが、日本帰国に必要なフォーマットに書いてもらうには街でやってるPCRのではなく、大きい病院(北京大学深圳病院)に行く必要があります。
価格は検査証明と日本政府指定のフォーマット2枚セットで、1人あたり113元(約1,930円)でした。
フライト2日前の午後14:00検査検査結果は翌朝10時以降受け取り。日本のフォーマットに記入チェック漏れがないか、病院が出した陰性証明に検査方式が書いてあるかも要チェックです。
中国出国に必要な健康アンケート
・中国税関出入国健康申告
・厚生労働省のQRコード
前日の夜に事前に登録しました。
※全てオンラインです。
中国税関出入国健康申告に関しては中国入国時と同じ画面から登録します。
中国渡航準備編に詳しい登録方法を記載していますので併せてチェックしてみてください!
日本帰国レポ(搭乗から入国まで)
空港入る時に深センの健康コード提示
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チェックインカウンターでPCR陰性証明チェックイン
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保安検査前に健康アンケートの結果QRコードチェックと検温
(検温で引っかかった人は、扇風機で冷やされてから再度検温)
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出国審査
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保安検査
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国際線ターミナル内は防護服の人多い
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ANAは普通の服にフェイスシールドにマスク
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【ANA深圳→成田 乗客は19人】
誓約書を配られる
到着後機内で待ち、前から下される
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20:00 成田到着
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20:05 降機
以下、確認作業は全て機械ではなく基本確認するのは空港の検疫スタッフです。
19人の到着者に対して、かなり沢山のチェック人員がいたので、終始スムーズに、ほとんど止まることなく進んで拍子抜け。ものすごく丁寧に対応されて恐縮しました。
降りた順に椅子に座る
(椅子が200番代まであったから、時間によっては並ぶこともある?)
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書類確認(PCR陰性証明など)
※ここら辺から写真NG
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質問書回収
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滞在国確認
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PCR検査(唾液)
半個室のボックスで立ったまま採取
レモンと梅干しの写真があったのは噂通り
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アプリインストールしているか確認
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19日からSkype利用ではなくなり別のアプリをインストール
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アプリ関連の位置情報など設定を一緒に確認
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アプリの説明とメールが届くかチェック
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厚生労働省の事前健康チェックのQR見せる
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帰る場所、移動手段の確認
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20:50 番号振られてPCRの結果待ち
人席ずつ空けて座る(他の便とのバッティングはなし)
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21:10 呼ばれる
私より先に検査した人がまだ待っているので、検査の順番はあまり関係ないのかも
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誓約書、中国の陰性証明、回収
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さっき受けた検査の陰性の紙をもらって入国審査
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バゲージクレイムには全部カートに乗せられた状態で荷物がスタンバイ
日本すごい
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検疫抜けて22時にハイヤー乗車
入国後は自家用車、レンタカー、ハイヤーを利用し待機場所まで移動。公共交通機関は利用できません。
中国は指定地域に入っていないので(2021年5月末時点)、到着日から自宅待機ですが、指定地域から入国の場合は、数日間のホテル隔離ののち自宅隔離に切り替え。
指定されている国や地域は、随時更新されるので出発前に要チェック。
誓約書の内容
✔︎他者との接触を控える
14日間は申請した場所からの外出を控える
公共交通機関の利用をしない
✔︎健康報告義務
✔︎接触確認アプリと位置情報アプリを利用
✔︎保健所から別途指示があれば従うこと
✔︎感染防止に努める
違反や虚偽申請した場合の罰則
誓約書に違反した場合、氏名や、感染拡大の防止に資する情報が公表される可能性があります。虚偽の申告の場合、検疫法第36条の規定により罰せられることがあります(6カ月以下の懲役または、50万円以下の罰金)。
必要なアプリ
✔︎COCOA
✔︎OEL
✔︎My SOS(Skype もしくはWhatsAppビデオ通話アプリは5/19から廃止)
自宅での隔離生活について
・OELのアプリでの位置情報提供は1日に2回
・厚生労働省からの健康アンケートは1日1回
・My SOSのアプリから、ビデオ通話を使った位置情報確認は1日1回
※位置情報提供や位置情報確認の頻度は、ランダムに変わるようです。
私の場合は自宅での待機でしたが、自宅がない、または遠方の場合は、ホテルでの待機が可能です(予約時に帰国者を受け入れているか要確認)。
5月12日から新アプリを導入したこともあり、毎日、居場所確認のビデオ通話がありました。「ビデオ通話で今いる場所を360度映してください」と言われるので、周りの様子をカメラで映して自宅にいることを報告。
土日も同様にチェックがありました。待機期間中の2週間は完全在宅勤務で、買い物や食事はネットスーパーや出前アプリを活用できたので、特に不自由なこともなく14日間の自宅隔離を終えることができました。
まとめ
・中国で受け取るPCRの結果と日本指定のフォーマットの抜け漏れがないか自分でも要確認(私のは検査時間が抜けてて、追記してもらいました)
・到着後地味に歩くので機内持ち込みキャリーバッグor荷物少なめが◎
・ビデオ通話アプリが『MY SOS』アプリに変更になっていました
・自分の出発地に関係なく、別便の入国者も空港を利用するので、帰宅してから着ていた服は即洗濯。スーツケースもしっかりと消毒しました。成田ついてからトイレもなるべく行きたくなくて、飛行機降りる前に行ったけど2時間+帰宅まで1時間は我慢できないので、諦め。せめて手指消毒は徹底しました。
中国入国時の隔離まとめはこちらから↓