コロナ禍で中国渡航 準備編|PCR 抗体検査ダブル陰性証明、健康コード取得など

こんにちは。トラベルライターのYURIEです。

今年の1月末に中国深センの自宅に戻るため、中国へ渡航しました。

今回はPCR・抗体検査ダブル陰性証明や健康コードの申請など…コロナ禍での『中国渡航準備』について書いていきます!

▽過去記事
【中国隔離準備】隔離先がハズレでも何とか生きていけた持ち物リスト|女性向けアイテムも!

※このレポートは実際の体験談ですが、隔離される施設や渡航する省、入国時期によって、ルールなどが異なる場合があります。参考程度にご覧ください。

中国渡航の経緯

私は2017年から夫の仕事の都合で、中国深センと日本と行ったり来たりしながら生活していました。

2019年末ごろ中国でコロナウィルスが確認され、2020年2月の旧正月休みは日本に一時帰国。その後夫は単身中国へ戻り、私は中国に戻るタイミングを見計らいつつ日本で様子見。

そのうち、すでに持っていたビザを無効にされ、新規ビザ取得には招聘状が必要に。ほとんど諦めていましたが、去年の年末にダメもとで申請したビザが通り、いざ渡航するとなると14日間の隔離があったので、とても迷いました。

日本は緊急事態宣言の真っ只中。本来なら飛行機に乗ったり、海外へ移動しないのがベストではありましたが…

あくまでも私の家は中国深センにあるので、急遽でしたが、ビザの有効期限が切れてしまうギリギリの2021年1月末に中国に入国することになりました。

今後、中国渡航&隔離する人向けに、レポートをまとめておくことにしました。どなたかのお役に立てば嬉しいです。

中国渡航準備|直前スケジュール(PCR陰性証明や健康コード取得)

私の場合、水曜日の朝のフライト(成田→広州 ANA便)でしたのでPCR検査を受け入れてくれる医療機関が限られていました。

・フライト2週間前に受け入れてくれる医療機関を見つけPCRと抗体検査予約
・フライト2日前の午前中にPCR検査&採血
・同日夕方ごろ検査結果受け取り
 →受け取り次第、グリーン健康コードを申請
・翌朝には申請が通り、グリーンに変わっていました。
・フライト当日の朝、中国税関出入国健康申告を登録

中国渡航準備|PCR検査とIgM抗体検査のダブル陰性証明

現在、中国渡航前には、PCR検査とIgM抗体検査のダブル陰性証明が必要です。(2021年3月現在)

政府指定病院に事前に電話して予約ができるか確認しました。水曜日の朝のフライトだったこともあり、フライトまでに健康コードが取得できない可能性があるという理由で何件か断られ…

検査は、恵比寿にある『東京TMSクリニック』で受けました。
東京TMSクリニック 中国渡航用PCR検査

こちらのクリニックはネット予約可能で、1月末に検査を受けた際は57,800円。
今は、少し値下げされているようです。

当日中に検査結果が出る病院であれば、フライトに間に合うように陰性証明を出してもらえるとのことでした。

PCR検査とIgM抗体検査のダブル陰性証明って何??と思いましたが、喉か鼻からのPCR検査と採血でした。唾液での検査はNGになったそうです。

検査費用が安い病院から予約が埋まっていくようで、夫が去年の年末に検査を受けた『表参道ヘレネクリニック』は28,000円で、私の渡航が決まり、問い合わせした際にはすでに予約が埋まっていました。

渡航が決まり次第、すぐにPCRの予約をすることをおすすめします。

中国渡航準備|グリーン健康コード取得

中国渡航前に2つのコードの取得が必要です。

『グリーン健康コード』は、ダブル陰性結果を受け取ってすぐに申請しました。ギリギリに申請したため、コードの取得がフライトに間に合わなかった。という話もツイッターなどで見かけたので要注意です。

中国大使館のページから申請。
下記ページの『外国籍の乗客』から、英語が選択できました。入力も英語OK。

http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/t1836108.htm

質問内容は、パスポート内容とPCR検査とIgM抗体検査のダブル陰性証明に関する情報。パスポートの顔写真ページ、中国入国用のビザ、ダブル陰性証明の写真の添付が必要です。

申請後はオレンジのコードが表示されますが、数時間後にコードがグリーンに変わります。下に有効期限が出るので、その時間内に搭乗できることを確認。

ちなみに、このコードは日本の空港でチェックインカウンターに並ぶ前と、搭乗前にチェックされました。

中国渡航準備|中国税関出入国健康申告

中国渡航前に必要な2つのコードの2つ目『中国税関出入国健康申告』。
中国到着予定時間の24時間前から申請可能とのことでした。

WeChatのミニプログラム『Customs Pocket Declaration』から、もしくは下記の『中国海关出入境健康申报』から申請します。

http://health.customsapp.com/home/pages/index/

前日に申請しようと思いページを開きましたが、過去14日間どこに滞在していたかを日付付きで申請する必要があるため、結局フライト当日に申請しました。

内容は、過去14日間滞在した場所、コロナ陽性者と接触があったか、発熱などの症状があるか、コロナのワクチンを打っているかなど…

ほとんど選択式の簡単な質問でした。

申請後QRコードが出てくるのでスクショして保存。このQRコードは、グリーン健康コードと同様に、日本の空港のチェックインカウンターで確認されました。

なぜか中国の空港に着いてから、再度申請するように言われたので、言われるがまま同じサイトから再度申請。申請は何度でもできるようです。

参考になったリンク

HISの情報が分かりやすかったです。
中国アプリを使うことによる情報漏洩にも触れているので、出張者や個人情報に関して心配がある方は必見です。

▽中国渡航者必見!渡航に必要な3つの健康「グリーン健康コード」と「中国税関出入国健康申告(健康申告書電子版)」と「中国各地の健康コード」を詳しく解説
https://www.his-j.com/corp/contents/column/chaina3-travel/

▽政府指定の医療機関リスト(東京)
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020210301541586834407.pdf

▽政府指定の医療機関リスト(その他の都市)は、大使館のHPからチェックできます。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1844962.htm

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